(thingamajig) / The Water Walk (1990) netwerk [CD/LP]

the water walk - thingamajigネオアコ/ギターポップ的にはかなり珍しい(と思われる)カナダのネオアコバンドThe Water Walkの2ndアルバム.

全体的にピアノと切なげ男Vo.が印象的で、捨て曲ナシ.
特に、軽やかに爪弾かれるアコースティックギター&サビの込み上げるような盛り上がりがグッと来るt-3″rain”、 弾むような軽やかなピアノと疾走するギター&メロディが最高なt-8″it’s shifting”、牧歌的なストリングスがThe Bluebellsを彷彿とさせるt-9″can’t say”辺りはネオアコ的にも名曲と呼んでいいでしょう.

派手さは余り無いかも知れません. でもその分、しっとりと心に染みる事間違い無し!、なネオアコ屈指の好盤.
前述のThe Bluebells好きはもちろん、Aztec Camera等の基本形ネオアコが好きな方にオススメの1枚.
LPは少しプレミアがついていますけれど、CDはプレス数も多いので比較的安価で買えると思います. 未聴の方はぜひ!

with love from… / THE HIT PARADE (1990) Vinyl Japan/JSH [CD/LP]

THE HI PARADE WITH LOVE FROM…THE HIT PARADEのことをFlipper’s Guitar経由で知った僕にとって、indie popへの扉を開いてくれた決定的な1枚.
彼らのこの1stアルバムは、とにかく涙無しでは聴く事の出来ない、ネオアコにおける名盤中の名盤.

全編にわたってキラキラしていて、本当にステキ. t-1″forever”やt-3″my favourite girl”もメチャクチャ名曲なんですが、「どれか1曲」と言われれば、やはりt-8″you didn’t love me then”を挙げざるを得ません. この曲はFlipper’s Guitarの超名曲”camera full of kisses”の元ネタとしてネオアコ界隈では有名. が、「元ネタ」とかを抜きにして語るべき素晴らしさ. 胸を締め付ける青春疾走メロディと甘いギターはネオアコ好きの心を今も掴んで離しません.<僕、初めてこの曲を聴いた時、完全に即死でした.

Flipper’s Guitar好き(邦楽しか聴かない人とか)で未聴の方に、どうにかしてでも聴いて欲しい1枚ですね. ポップミュージックの素晴らしさを教えてくれる最高の1枚だと思います.