twisterella e.p. / Ride (1992) Creation [CDs/12″]

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僕が10代の頃に最も愛したバンド(の1つ)、それがこのrideです.

僕と同じ様に「青春時代にrideを愛した方」って凄く多いのではないでしょうか?
なぜ、そんな事を言い出すのかと言えば、彼らの音って大人でも子供でもない10代後半特有に見られる、自分の未来に対しての不安感や焦燥感、自分を受け入れてくれない社会に対するやり場の無い怒りだとか…そんな青さが感じられるから.

このシングル”twisterella”でもそれが顕著に表れていて、触れたら壊れてしまいそうな繊細さと、痛々しいまでの青さを併せ持っていると思います.
なので、ギターポップを聴き始めた若い人達にぜひ聴いてもらいたい1曲ですね.

LOVELESS / My Bloody Valentine (1991) Creation [CD/LP]

my bloody balentine LOVELESS僕が「世界で1番好きなアルバムを挙げろ」、と言われたら間違い無くこのアルバムを選ぶでしょう. (my favoriteバンドも)

1990年代初頭に産み出されたUKロック史上最高の作品、my bloody valentineの2ndアルバム”loveless”です.

聴く人全てを幻想世界へと誘うかのような甘美で魅惑的なメロディとノイズギターの渦は、超絶の一言に尽きますね. 個人的には、全曲が完璧なまでに素晴らしく、「捨て曲なし!」と考えています.
特に後半のt-8″sometimes”からt-11″soon”までの楽曲の一体感は神の成せる業としか言い様が無い程の完璧な美しさ!

僕はこのアルバムを聴いて初めて、「ノイズ音がこれほどまでに美しく心地よいのか」と言う事を知りました.
それまでのちっぽけな価値観が根底から覆されたと言うか…、とにかく全ての音楽ファンに聴かれるべきアルバムだと思います.