the greatest story never told / silver screen (2005) clairecords [CD]

the greatest story never told / silver screenUSのシューゲイザー専門レーベルclairecordsからリリースされたsilver screenの1stアルバム.

このレーベル、オーナーは(shelflifeからのリリースでお馴染みの)the brittle starsのメンバー. ですので「シューゲイザー専門~」とはいえ、いつかは(シューゲ以外の)こんな作品が出て来てもおかしくは無いとは思っていました.
が、まさかこれほどのモノを出してくるとは…

なんて、少し大袈裟に書きたくなるくらいに素晴らしいんです、このsilver screenと言うバンド!
既存のバンドに例えるのなら、screen prints + fantastic something + the clientele(× Cocteau Twins)って感じの繊細なindie popサウンド!

この1曲を聴いた瞬間に、このアルバムが素晴らしい内容である事を確信できる美麗なt-1″ahh ahh”、甘いストリングスアレンジに少しくぐもった感じの男Vo.が絶妙な雰囲気を醸し出すt-2″won’t you ever know”、fantastic something風の軽快なネオアコソングt-3″how can we end”、気分は夏の日の夕暮れ/海岸/波打ち際な哀愁漂うt-4″hello friends”、dream pop系特有の反響するギターがより一層甘さを感じさせる個人的にお気に入りのt-10″rockinghorse road”、コーラスワークが秀逸で美しいt-11″girl like you”…etc.
この魅力は「文章では書きつくせない」と思うくらいに、本当にステキです.

例に挙げたバンドでお分かりのとおり、疾走感とか派手さはありません.
だけれど心あるindie popファンなら、この作品の素晴らしさをきっと分かってくれるはず!
だまされたと思って買ってみてください.