the bright idea called soul / Aerospace (2001) summersound [LP/CD]

the bright idea called soul / aerospace

数あるスウェディッシュものの中で、最も「僕のストライクゾーンど真ん中な音」なのが、このAerospace. (メンバーにはStevepopsやThe Shermansのメンバーが在籍)
これは彼らの1stアルバム.

内容はアコースティックギターを基調とした北欧特有の爽やかを感じさせる1枚.
オススメは、そよ風のように優しいメロディーのt-1″hey boy!(a song for kenji)”、sarah的な繊細さを見せるネオアコソングt-2″summer still reigns supreme”~t-3″the only things we share”の美し過ぎる流れの素晴らしさ!、弾むエレピにちょっぴり疾走の人気曲t-7″summer days are forever”…etc.
愛おしいまでに繊細な、2000年代を代表するネオアコバンドだと思います.

 Skypark~The Fairways等のソフトな路線のギターポップが好きな人は確実に即死しますよ.
超オススメ!

※1. 中古でなら、Amazonとかで500円以下で購入できます.

s/t / arvidson (2001) firestation tower [CD]

’01年末にリリースされた際、全国のindie系レコード店で爆発的に売れたのも記憶に新しいスウェーデンのバンド、arvidsonの1stアルバム.

パワーポップとギターポップの良いトコどりをしたかのような、ストレートなメロディが彼らの魅力. (リリースからずいぶん年月が経ちましたが)アルバム全編を通して、未だ色褪せる事のない珠玉のポップス集.

なかでも「eggstoneの弾けっぷり」と「18 wheelerの美メロ」を掛け合わせたかのような輝きを放つt-1″wake up”の素晴らしさといったらもう…言葉では言い表せないほど. 当時、瞬く間にクラブヒットとなったのも頷ける奇跡的な名曲.
そのほか、グラスゴー直系の青春メロディが心にグッと来るt-3″get well”、哀愁漂うVo.が泣かせるt-9″still on the wrong side”、全てを包み込んでくれるかのような包容力を持った感動の大名曲t-11″i hear a sound”…etc.

とにかく凄いとしか言い様のない、ギターポップ界における歴史的名盤だと思います.
少しでも「ギターポップ」が好きな人なら、マストアイテム間違いなし.
未聴の方はどうかダマされたと思って購入してみてください. きっと後悔はしないはず!

※1. 2015年に日本のPヴァインレコードから、ボーナストラック付きで再発されました!
※2. 現在は「Arvidson & the Butterflies」名義で作品をリリースしていて、そちらも素晴らしいです!